評論文は〇と〇の繰り返し⁈筆者の主張を理解する上で重要な評論文の構造の理解

こんにちは、フーリエです!

 

 

現代文と一口に言っても様々

ですが、私が2回に渡って

評論文随筆の特徴について

解説していきます。

 

 

今回は評論文の構造を理解

してもらい、そこから筆者の

主張の読解方法

お話ししたいと思います。

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そんなの知ってる」といって

この記事を読むのをやめてしまう

のはもったいないです。

 

 

 

なぜなら今から言うことはあなたが

旧帝大の学生に

相応しい受験生

確かめるためのいい機会になります。

 

 

 

あなたが今どの程度の国語力

確かめたくないですか?

 

 

 

でももしこの記事を読んで自分が

旧帝に相応しくないと知ったら…

 

 

落ち込む必要はありません。この記事

を読んで知ったことを普段から実践して

いけば評論文そのものの本質

を理解することとなり、結果あなたの

成績は上がります。

 

 

 

 

 

では、問題です。次の一文を読んで

筆者の言わんとすることを理解して

下さい。評論文の最初の一文でこれ

を目にしたあなたは何を考えますか?

 

 

 

 【始まりとは、人間の文化の全領域を

     貫く根源的身振りである。

 

 

 

まずはスクロールせずに考えてみて

ください。

 

 

 

 

 

筆者の主張が理解できたでしょうか?

正解は「この一文からは読み取れない

です。

 

 

 

先の一文で筆者の主張を理解できる人は

殆どいないでしょう。さてここで重要

なのは、評論文は論と例で構成され

ているということです

 

 

 

抽象的だとわかりにくいので先程の

一文を例にします。あの一文単体

では筆者が何を伝えたいのか

全く分かりませんよね

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「何言ってるのこの人」

という感じだと思います。しかし評論文

ではを提示することで読者である

あなたの理解を援助します。

 

 

この一文の具体例の要約が以下です

 

 

 【年、月、日といった時間の表象概念が

 永続的に続く自然の運動を断ち切り、

 始まりを設定することで人は世界を

 自らのものとして所有している。

 

 

 

あなたはこの具体例を読んでやっと

 

 【始まりとは、人間の文化の全領域を

     貫く根源的身振りである。

 

この一文の意味を理解できたのでは

ないでしょうか。

 

 

始まりとは人間が勝手に決めた

もので、それ自体は自然界に

とっては何の意味も成さないが、

人間文化の総体の基盤となるもの

、ということです。

 

 

つまり評論文は論と例の連続であり

あなたはその関係を見抜いて、抽象的で

難解な筆者の主張を読み取る必要が

あるということです。

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言われてみれば当たり前のことです。

無意識にこのことが頭にあって読解

している人も多いでしょう。

 

 

しかし、改めて誰かに指摘された

ではその前のあなたとは違って

頭の使い方が変化していると思います。

 

 

今日お話しした通り、評論文は

論と例で構成されていることを

強く意識して読解してみて下さい

 

 

 

そうすればあなたは筆者の言いたい

ことがすんなり入ってくると思います。

 

 

 

 

 

さあこのことを踏まえて早速ですが、

昨日もしくは今日扱った評論文を

引っ張ってきて論と例の関係を

見てみましょう。

 

 

 

なんとなくは分かっていても、

これを私に指摘された後とでは

あなたの脳みその反応が格段に

鋭敏になっているはずです。

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今日の話を忘れず普段から評論文

論と例を意識しましょう。

 

 

今日の記事でまたあなたの九大合格

までの距離が縮まったことでしょう。

 

 

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございました

 

 

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